2014/04/14

激闘


Liverpool 3-2 Manchester City

得点者:スターリング(6分)、シュクルテル(26分)、コウチーニョ(78分)

ミニョレ:7点、大きいセーブが何個か
フラナガン:7点、ナバス相手には、ほぼ完ぺき。ミルナーに変わってからが厳しかった
シュクルテル:8点、何回か危ないシーンはありましたが、全体的には良くやってくれました。得点シーンや、見えないようにハンドでクロスを処理したシーンなど、活躍が目立ちましたね。
サコー:7点、パス回しで多少危なっかしい場面がありましたが、守備面ではよかったです
ジョンソン:6点、シティーの攻撃陣相手に、ジョンソンのディフェンスは厳しいな、と思うシーンが何回か。特に後半
ジェラード:7点、この3試合でイエロー0で終えたのは立派
ヘンダーソン:7点、最後のレッドが余計
コウチーニョ:8点、得点シーンは難しかったとおもいますが、きっちりと隅に打ってくれました。守備面での活躍も大きかったです
スターリング:9点、前半は輝いて見えました。速い、上手い、正確。そして決めるべきところは、しっかりと決める
スアレス:5点、残り10分ぐらいまでは、ずっとイライラしているようでした。2枚目のイエローを貰わなくてよかったです
スタリッジ:5点、スアレスと同じく、見せ場がなかったです。怪我が心配

アレン:8点、彼が入ってから、ボールがよく持てるようになりました
モーゼス
ルーカス

Man of the Match:ラヒーム・スターリング



 勝ったよ。勝っちゃったよ。勝ったんだよ。これだから、やめられない。この喜びをなんと表現したらいいのかわからない。

が、冷静になると、次の試合に気持ちを切り替えなくては。選手たちには、今日のことなんかすっかり忘れて、ノーリッチ戦に向けて全力で挑んでもらいたい。もう残り4試合は全勝するしかない。ここまできたなら、もう首位を明け渡すわけにはいかないでしょ。次の試合なんか、ビックゲームとビックゲームの間だし、相手は残留に向けて争っている。危ない要素がありすぎ。

この試合について書くと、シティーはアグエロをスタメンで使ってはきませんでしたね。100%の状態ではなかったのでしょう。途中で入ってはきましたが、シュクルテルがやらかしたシーン以外では、見せ場はなかったです。シティーとしては、結果的にはアグエロを投入しないほうが良かったでしょうね。

また、前半早々に、ヤヤが怪我で交代してくれたのも大きかったです。今日のシティーの攻撃は怖かったですし、あそこにヤヤがいたらと思うとゾッとしますね。

レッズのスタメンは、前節とは変わらず。アッガーは怪我から戻ってきましたが、前節と同じくサコーが入りました。そのサコー、悪くはなかったのですが、前半に危なくPKを与えるところでしたね。ジェコがもう少しうまく倒れていたら、PKをとられていてもおかしくなかったです。そのシーンも含めて、今日の試合ではレッズに1つ、シティーに2つPKが与えられるべきだったと思います。ただ、このような激闘を主審は上手くコントロールしていたと思いますし、相手のペジェグリーニ監督も、PKの判定に関しては特に文句はないようでした。

いつものアンフィールドでの試合のように、レッズは前半からアクセル全開でしたね。スターリングが中心となって、いくつもチャンスがありました。ただ、結果的にはそこで2点しか決めれなかったのが、あとで苦しくなる原因になったかもしれません。ストライカーの2人、特にスタリッジの調子が悪かったので、チャンスになりそうなシーンを無駄にすることが多かったです。スアレスも早めにイエローを貰ってしまい、いつ2枚目を貰うかとヒヤヒヤして見ているようでした。

ただ、シティーのディフェンス陣が良かったというのもあります。特にデミチェリスなんかは、試合前はザルだと思っていたのですが、今日見た限りでは、結構いい選手ですね。逆に、壁だと思っていたカンパニーは3失点に絡む大活躍。

レッズが勢いで2得点した後のシティーはすごかったですね。特に後半のシルバなんか半端ない。まずボールを失うことがないし、ワンタッチ、ツータッチで凄いところにパスを出せる。おまけに、ボールを持っていないときの動きも良くて、常に危険な場所でボールを受けることができる。ありゃ、凄い選手です。

あと、後半に入ってきたミルナー。彼が入ってきたあとには、レッズの左サイドはかなりやられていましたよね。ナバスのときは、フラナガンがほぼ完ぺきに抑えていてくれたのですが、ミルナーが来てからは、ヘンダーソンとフラナガンの二人でも厳しかったです。

また、シティーの前線からのプレスも効果的でした。レッズはディフェンスラインからつないでくるのを相手は分かっているので、前線から積極的にプレスをかけてきましたね。特にフラナガンのところのパス回しは、見ていてヒヤヒヤしました。

1失点目は完璧に崩され、2失点目はアンラッキーな失点。まあ、ここからが本当の勝負でしたよね。タイトルを本気でとるなら、ここから踏ん張れるかが問題でした。

そして、コンパニーのミスから、ゴールがうまれました。相手のミスからでしたが、コウチーニョもここしかない、というところにシュートを打ってくれました。あと数センチあまいコースだったら、ハートが届いていましたよね。コウチーニョといえば、少し前まではシュートをはずすイメージでしたが、最近はきっちりと決めますね。また、今日の彼は守備面での頑張りもありました。特に前半は良いタックルをして、サポーターが盛り上がるシーンが何回もありました。

いままでのレッズは、同点にされた時点で簡単に逆転されて、終わるんですよね。でも、今シーズンは違いましたね。

結果的には運もあり、なんとか勝つことができましたが、やはりシティーは強かったですね。スパーズやアーセナルみたいに、前半で決めてしまえるチームではなかった。やっぱり、タイトルを争っているチームはこうでなくちゃ。シティーは、いままでレッズがアンフィールドでなぎ倒してきたチームとは違う、本当によくできたチームだったと思います。

この試合でのマイナス面を書くと、ヘンダーソンとスタリッジを失ったことでしょうか。どちらもレッズにとっては痛いですね。ヘンダーソンはおそらく、3試合出場停止。ということで、最終節まではお休みですね。スタリッジの怪我はどれくらい長引くのかは、まだ分かりません。

試合後のキャプテンにも感動しました。リーグ優勝はまだなのに、自分もキャプテンにつられて泣きそうです。そのあとの演説は前半部分はよく聞き取れませんでしたが、この試合はもう忘れろ、次のノーリッジ戦も絶対に勝つ、みたいなことを言っていたと思います。

個人的にもっと良かったのは、ジェラードの試合後のインタビュー。円陣を組んでチームメイトに何を言っていたのですか?、と聞かれて、"None of your business" (関係ねえだろ)って言い放ったシーンはかっこよかったです笑。

が、何度も書くようですが、次の試合です。まだリーグ優勝したわけではない。次の試合は危ない要素がそろっていますし、おそらくスタリッジもいないでしょう。キャプテンがいったように、選手たちには気合を入れて戦ってほしいですね。







関連記事:BBCスカイスポーツ今日のコップ

にほんブログ村 サッカーブログ リバプールへ
にほんブログ村

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村

スポンサーリンク

0 件のコメント: